Domino theory : ドミノ理論

The domino theory was a theory prominent from the 1950s to the 1980s that posited that if one country in a region came under the influence of communism, then the surrounding countries would follow in a domino effect. The domino theory was used by successive United States administrations during the Cold War to justify the need for American intervention around the world.

U.S. President Dwight D. Eisenhower described the theory during an April 7, 1954, news conference, when referring to communism in Indochina:

Finally, you have broader considerations that might follow what you would call the “falling domino” principle. You have a row of dominoes set up, you knock over the first one, and what will happen to the last one is the certainty that it will go over very quickly. So you could have a beginning of a disintegration that would have the most profound influences.

ドミノ理論とは、「ある一国が共産主義化すれば動きはドミノのように隣接国に及ぶ」という、冷戦時代のアメリカ合衆国における外交政策上の理論である。実際に起こった現象についてはドミノ現象と呼ぶ。

転じて、一度ある事件が起これば、次々と連鎖的にある事件が起こるとする理論全般を言う。検証や論理の正確性を欠く場合は、誤謬や詭弁だと見なされる場合もある。

「ドミノ理論」は、1954年に、ドワイト・D・アイゼンハワー大統領ジョン・フォスター・ダレス国務長官によって主張された考え方に端を発する(その語自体を当時の彼らが用いたのではない)。ドミノ理論は、冷戦時代のアメリカ合衆国の外交政策決定に関わる人々の間で、支配的な考え方であった。アメリカ軍によるベトナム戦争への介入にも、この理論が用いられた。

その他の用例

  • 元の意味とは異なるが、イラク戦争の結果としてイラクの民主化が起きることにより中東全域に動きが広がることを期待したジョージ・W・ブッシュ大統領の政策を、「(民主化の)ドミノ理論」と形容することがある
    • なお、「アラブの春とはそもそもチャールズ・クラウトハマーなどによってイラク戦争後の中東情勢から出てきた言葉であったが、実際にそのような大きな変動が起きたのはオバマ政権時代(2010年代)である。しかも、親米派であったエジプトのムバーラク政権まで打倒されている。
  • ハンガリーやポーランドで起こった「民主化」が、チェコスロバキアや東ドイツへ波及し、最終的には東ヨーロッパで全ての共産党一党独裁国家が倒された1989年の東欧革命は、ドミノ理論が逆の意味で現実化した事件と見なし、「東欧ドミノ現象」と呼ばれることがある。
  • また、
  1. 1848年革命を引き金とした、ヨーロッパ各国における連鎖的な国民主義の勃興によるウィーン体制の崩壊
  2. 辛亥革命に始まり、第一次世界大戦の末期から終結直後に相次いだ革命による君主制国家の崩壊
  3. 第二次世界大戦の終結直後に相次いだ、東南アジアのイギリス領・フランス領だった植民地の独立
  4. 1960年以降に相次いだ、アフリカのイギリス領・フランス領だった植民地の独立(アフリカの年)
  5. 2011年にチュニジアで起こった「民主化」が、エジプトやリビア、バーレーンなどアラブ世界に波及し、親米長期独裁政権の打倒や弱体化に繋がったアラブの春
なども、「ドミノ現象」として捉えられることがある。

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